2019-05-23 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
五条は、国有林野の管理運営方針について、林産物供給に重点を置いたものから公益的機能の維持増進を旨とするものに転換と、転換したんです。このことをきちっと今、後でまたお話をさせていただきます。 さらに、その第五条の二項、これも私の方からお話しします。
五条は、国有林野の管理運営方針について、林産物供給に重点を置いたものから公益的機能の維持増進を旨とするものに転換と、転換したんです。このことをきちっと今、後でまたお話をさせていただきます。 さらに、その第五条の二項、これも私の方からお話しします。
国有林野からの林産物供給の重要性を否定するものではありません。しかしながら、頻発する自然災害への対応や地球温暖化防止に対する国民の強い関心等も踏まえ、国有林野の有する公益的機能をより一層十全に発揮されることが求められている今日、林業の成長産業化のみに傾倒し、国民共通の財産である国有林野の公益的機能をいささかでも損なうことがあってはならないことを強く申し上げ、私の反対討論とさせていただきます。
林業のために貢献したということ、さらに、かつての時代では、国有林経営自身が国の財政に寄与したというようなことをかつての使命としてとらえておりましたけれども、いま先生御指摘のように、この時点におきまして国有林の使命を考えてみますと、まず第一には「水資源のかん養」とか、あるいは「自然環境の保全」といった形での森林の持っております公益的機能を追求をするということと、それからやはり何と申しましても、国内の林産物供給
今後、森林組合等を中心とする一貫した林産物供給体制の整備等を内容とする第二次林業構造改善事業の強力な推進等につとめ、生産から流通にわたっての協業体制を推進し、安定した国産材の供給体制の確立につとめてまいりたいと思います。
ただ、国がこういう事業を膨大な面積を擁してやっているということになりますときには、やはりその林産物供給という面だけでなくて、公益機能も一緒に、一体となった特別会計として経理をまかなっていくということが必要になってくるのではないかということで、どうも公益的な機能だけを切り離しての議論をするということはどうかという気がいたします。
また半面、林産物供給をいたしまして、国民生活に寄與する必要のあることもまた指摘されるわけでありますが、この二つの経済的な面と非経済的な面とを合せた性格を持つておりますのが森林でございます。